高級クラブに居る「一流の男」の条件~男を磨く飲み方とは~

一流の男は遊び方も一流

“一流の男”とは、どのような男性を指すのでしょうか。
これは人によって定義や価値観が異なるかもしれません。
仕事で成功を収め、高級クラブに足繁く通う男性。
これは確かに“一流っぽい男”ではあるのでしょう。

だからといって、高級クラブに通う人たち全てが一流であるとは限りません。
実際に、高級クラブのママたちは、「仕事はできるけれども一流とは呼べない男たち」を山ほど見ています。
そこでどのような立ち居振る舞いができるかによって、真の意味で“一流の男”になれるかどうかが決まってくるのです。

ホステスやママたちは、高級クラブに通うことだけではなく、客の性格や態度、お金の使い方などを見て判断しています。
本物の一流の男になりたければ、高級クラブの存在意義等を理解した上で、遊び方も一流を貫きましょう。
そのためには、欠かせない意識がたくさんあります。

  • しっかりとお金を使う
  • 他の客にも配慮する
  • 男性としての余裕を持つ
  • 仕事はできても、自慢はしない
  • クラブの使い方やホステスの存在を勘違いしない
  • 何事にも動じない強さを持つ

こうしたことができてこそ、ホステスにもママにも“一流の男”として認められると認識しておきましょう。

店で悪口や愚痴をこぼしたりしない

仕事だけではなく、性格や態度、立ち居振る舞いなどによって一流か二流以下かが判別されると言いました。
こうした言動の中で高級クラブのママやホステスから大きく減点を食らってしまうのが、悪口や愚痴です。

知らない人の悪口を延々と聞かされて、いい気分になる女性がいるでしょうか。
小さなことに対して愚痴を言い続けることも同じ。
そんなネガティブな言動が続けば、ホステスたちも滅入ってしまいます。
クラブの女性たちが滅入った時点で、その男性の評価はガタ落ち。
一流などと、間違っても思ってもらうことはできません。

仕事やプライベートでどんなに辛いことがあっても、それを決して表には出さないこと。
高級クラブは悪口や愚痴を言う場ではなく、もっとポジテイブで楽しいトークを交わす場であると、一流の男性は認識しているものなのです。
素直に他人を褒めたり賞賛できることが、一流の男の条件と言い換えてもいいでしょう。
高級クラブで存在感を示したいなら、ここを徹底しておかなければいけません。

ストレス発散や、女性を口説く場所ではない

クラブと言えば、ママとホステス、そしてお酒ですよね。
美しい女性たちとともにお酒を飲む、これがクラブに通う動機。
ただ、一流の男は、このママやホステスたちとの接し方、そしてお酒の飲み方も、その辺のただの男とは全然違うんです。

お酒は、時に嫌なことを忘れさせてくれます。
ストレスを発散するための道具として用いられることもあるでしょう。
一流の男性が高級クラブにわざわざ足を運んで、ストレス発散のためにお酒を飲むでしょうか。
もちろん、そんなことは絶対にしません。
出来る男というのは、お酒を楽しむんです。
決して嫌なことを忘れるためではなく、イライラを解消するためでもなく、そこにいる全ての人が楽しめるような雰囲気を作る目的でお酒を活用する、これが一流の男のお酒の飲み方。

と同時に、クラブに女性を口説きになど行くこともありません。
高級クラブはそのような場所ではないと、出来る男は自覚しています。
女性を口説くために行くのではなく、お酒やおしゃべりを通じて女性を楽しませに行く場所であり、その姿を見て自らも満足する、そのような場所であると認識していなければ、一流の男と認められることはないでしょう。

お店にも気を遣える人が上客になる

高級クラブは、客に対して最高のおもてなしをします。
どの客に対しても丁寧な対応と最高のサービスを提供することを心がけていますが、ママもホステスもオーナーもボーイたちも、全ては人間です。客によって優劣を付けることも珍しくありません。
もし一流の男性であると認められれば、上客扱いとなり、よりベストなおもてなしを受けることが可能になるでしょう。

そのためには、お店にも気を遣える男になる必要があります。
ホステスには優しくて気が遣えるのに、ボーイなど男性スタッフには横柄な態度を取る男性がいます。
このような男性に対する印象は、優しくされているホステスの中でも急降下してしまうことは間違いありません。

ボーイなどにも優しく言葉をかけ、そして気遣うこと。
時には男性スタッフにちょっとしたお土産を持って行ったりチップを渡したりと、意外な気遣いも忘れないこと。
これが一流の男の行動というものです。
お店が混んで来れば席を空け、もしテーブルが客で埋まらないようであれば、いつもよりも多くのボトルを入れる。こうしたお店への気遣いにより“上客”であると認められ、最高のサービスを受けることができるわけです。

お祝い事など、ここぞという時は大枚をはたく

例えばお店の開店10周年などの記念日や、担当のホステスの誕生日、ヘルプについてくれる女の子の誕生日、他のお店に移ったり引退するホステスの最終勤務日など、お祝い事などのイベントがある場合にはしっかりとお金を使うことこそ一流の社交場での正しい立ち居振る舞いとなります。
これも高級クラブを利用する男性の、一種のマナーと言えるでしょう。

そもそも、高級クラブでお金を使わない男性は、一流であるとは言えません。
ましてやお祝い事やイベントがあれば、そこでこそ大枚を叩くのが高級クラブを利用する男性の使命です。

重要なのは、しっかりとポケットマネーで支払うこと。
お金は使うけれども、それで領収証を切るのは少々恥ずかしい行為。
お店に入る金額は同じです。でも、会社の経費として落とすか、それともポケットマネーで支払うかで、ホステスやお店からの印象は随分と変わってしまうでしょう。
例え大きな金額ではなくても、一流だと認識されたいのであれば、自腹で支払うようにしてください。
これだけでも必ず印象が良くなります。

同伴に誘う場合は必ずお店の下調べをする

高級クラブに何度も通いホステスさんとの距離を縮めることに成功したら、同伴に誘うケースも出てくるでしょう。ホステスにとっても、この同伴は売り上げを増やすチャンスですから、喜んで応じてくれるはず。
ただ、一流の男性は高級クラブの外でも一流でなければいけません。

同伴に誘う際には、必ずお店の下調べをしておくこと。
これは鉄則です。行ったこともないお店にホステスを連れて行くなど考えられません。
しっかりとした味の料理を提供しているのか、お店の雰囲気は問題ないか、スタッフの態度は丁寧なものか…。これらを事前に確認し、自信を持ってホステスと一緒に行くことができてこそ、一流の男になれるのです。

また、同伴に誘うホステスの好みについても確認しておきましょう。
好きな食べ物や嫌いな食べ物、好きな雰囲気や苦手な雰囲気、女性によって色々とありますから、それらを把握した上でお店を厳選し、そして下調べをする、つまり最低でも一度は利用してから同伴に誘わなければいけません。

これを怠ると、その後のクラブ内での雰囲気も相当悪くなってしまうでしょう。ホステスやお店とも良い関係を継続するためにも、同伴での失敗は絶対に避ける必要があります。

できる男ほど長居はしない

一流の男、特に仕事や人生で成功するような男性は、高級クラブにいつまでも入り浸るようなことはしません。
これも重要な条件の一つですね。
では、どうするのか。サッと飲んでサッと帰るんです。

特に、自分についてくれているママやホステスを目当てとする他の客が来店してきた際には、快くよそのテーブルに送り出し、あるいは、自らがお店を出て、ホステスなどに過剰な負担がかからないような配慮を見せるべき。
そんな姿を見せられれば、ママやホステスは必ず好印象を持ち、「この方は一流だ」、「この人は出世する」と感じてくれるはず。

そもそも、成功者は時間を無駄にはしません。ダラダラと高級クラブに長居するのではなく、軽く楽しんだらすぐに店を出る。
これが出来るかどうかが成功者となれるか否かを分けると言っても過言ではないでしょう。

高級クラブは、確かに安くはありませんが、だからこそ長居をしない男性は格好良いのです。
一流の男と認められたいなら、ここは絶対に意識しておかなければいけません。

一流の男は人も自分も幸せにできる

一流と称される男性は、自分のことも幸せにできる人のことを指すのでしょう。
ここで勘違いしてはいけないのは、自分のこと“も”幸せにできる、という点。
わかりやすく言い換えれば、自分だけの幸せを願う人や、自分しか幸せにできない男性は、一流とは到底言えないということです。
自分が良ければと、ママやホステスに自分の価値観を押し付けたり、他の客や店のことなど考えずホステスを独占したりなど、そんな男性たちを一流と呼べるはずもないでしょう。

一流の男性は、まずは人を幸せにすることを考えます。
他人を幸せにしてこそ感じられる幸福があり、そこに価値を見出す人こそ、銀座の高級キャバクラ六本木の一流クラブの女性たちから「一流である」と認めてもらうことができるのです。